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ブロックトン発-交通違反の取り締まりから逃走し、マサチューセッツ州警察官を車道に引きずり降ろしたブロックトンの男が、危険容疑で拘束されたとプリマス郡地方検事ティモシー・J・クルーズが発表した。
デレク・ロボ(31)は9月15日、ブロックトン地方裁判所で罪状認否を受け、10グラム以上のフェンタニル密売、危険武器による暴行および暴力、警察官に対する暴行および暴力、自動車の無免許運転、自動車の過失運転、警察への不停止、免許証不所持、ナンバープレート違反、透明でない窓の妨害、スピード違反、検査ステッカー不貼付の各1件で起訴された。ロボは本日行われた危険性審問の結果が出るまで保釈金なしで拘留された。ブロックトン地方裁判所のミシェル・フェントレス判事はロボに危険性があると判断し、保釈金なしで拘留されている。
容疑は9月13日午後5時56分ごろ、ブロックトンで起きた事件に起因する。マサチューセッツ州警察の警察官がモンテロ通りをパトロール中、前面ナンバープレートがなく、窓が透明でない色合いでふさがれているメルセデスのセダンが通り過ぎるのを目撃した。コンピューターによる犯罪司法情報サービスの照会で、その車には期限切れの検査ステッカーが貼られていることが判明した。MSP隊員は非常灯を作動させ、自動車停止を行った。メルセデスの運転手であるロボが自動車を停車させたので、警察官が車両の両側に1人ずつ近づいた。一人の警察官がクルーザーに戻り、さらにコンピューターチェックを行い、もう一人の警察官はロボの運転席に残った。記録チェックの結果、ロボの免許証は期限切れで更新不可であることがわかった。警察官はロボともう一人の警察官のところに戻った。黒いデザイナーのクロスボディスタイルのバッグを身につけていたロボは、自動車違反を知らされ、警察官から車から降りるよう求められたが拒否した。警察官はロボをメルセデスから降ろそうとしたが、ロボは警察官がメルセデスの開いたドアにぶら下がったまま猛スピードで加速した。ロボが対向車線に向かってハンドルを切ったため、トルーパーは1ブロック引きずられたと推定される。トルーパーは走行中の車から離れ、対向車線に投げ出された。スピードが速かったため、警官の制服はズタズタになり、負傷した。このやりとりの一部始終は、ダッシュボードカメラのビデオと警官の身体装着カメラに収められていた。
両警官はクルーザーに戻り、ブロックトンの繁華街を推定時速80マイルで走っていたロボを追跡しようとしたが、追跡は打ち切られた。
その直後、マサチューセッツ州警察の暴力逃亡犯逮捕課のメンバーが、ロボが警察官に伝えた住所であるブレントウッド通り79番地に駆けつけた。ロボはその家におらず、警察官は同じ黒のメルセデスが車道に駐車しているのを目撃した。車内で警察官は、ロボが自動車停止中に身につけていた黒のデザイナーズクロスボディバッグを発見した。バッグの中には10.8グラムのフェンタニルの疑いがあった。麻薬は確保され、隊員はロボの逮捕状を求め、取得した。その後、ユニオン・ストリートの住宅で発見され、身柄を拘束された。
ロボは次回10月31日に出廷する予定だ。
ショーン・B・ケネディ地方検事補が連邦のために本日の危険性審問を担当した。